神無月と神在月の由来・供TOMO神道・神社ブログ

神無月と神在月 - 1分で読める神道の話題

神無月と神在月とは

10月は、出雲地方以外、全国的に「神無月」という時期になります。

八百万の神様たちは出雲大社に会議をするために集まるので、出雲では「神無月」ではなく「神在月(かみありづき)」となります。


神様たちの会議はいつから始まりますか?

会議は10月11日と10月17日の間に始まり、その時期に「神在祭(かみありさい)」が行われます。


会議の内容は何ですか?

会議では、大国主(オオクニヌシ)という重要な神様が、神様の子供達から情報を集めて未来の話などをします。


神様たちはいつ地元に戻りますか?

神様たちは、10月の下旬~11月1日に自分の神社に戻っていきます。遠方の場合、12月1日頃に戻る神様もいます。戻るときには「神等去祭(からさでさい)」という祭りが行われます。


神様たちは、みんな会議に行きますか?

実は、会議を欠席する神様もいます。恵比寿(えびす)、金毘羅(こんぴら)、竈(かまど)、道祖神(どうそじん)などが会議を欠席します。恵比寿は出雲には行かず、10月20日に恵比寿講というお祭りが行われます。その時には、人々が恵比寿にお供えして、商売繁盛を祈ります。

 

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