今回は、戦後の「カフェ文化」についてお伝えします。
第二次世界大戦中、アメリカでは
兵士や軍需工場で働く女性たちが
休息時間にコーヒーを飲み、
カフェインの覚醒作用で元気を取り戻し働いていました。
そのためコーヒーの消費量が最大になり、
一人当たりの年間消費量は174リットルに達したそうです。
コーヒー豆に換算すると約9㎏。
1人で一か月に750gのコーヒー豆を消費するって、
すごい量ですよね。
しかし戦後は消費量が減少したため、1952年に
南米のコーヒーをアメリカに売り込む利益団体が
コーヒーブレイク」という言葉を生み出し、
大々的に広告キャンペーンを繰り広げました。
労働の合間にカフェインを摂ることに
「コーヒーブレイク」と名付けて
市民権を与えたわけです。
おかげでアメリカではほとんどの会社が
コーヒーブレイクを取り入れるようになりました。
その後はコカ・コーラなどのカフェインイン入り飲料におされ
再びコーヒー市場は危機に直面しました。
そして1960年に、停滞したコーヒー市場を救うために、
ある「ヒーロー」が現れました。
その名は「ファン・バルデス」!
【ファン・バルデス(画像はWikipediaより)】
![供TOMO カフェ玄神 玄米コーヒー ノンカフェイン](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0329/9364/0586/files/Juanvaldez.svg_4a673e5e-d82a-47e1-9fba-90221c0972b0_240x240.png?v=1654486263)
これは1960年に、コロンビアのコーヒー生産者団体が
アメリカの広告制作会社と手を組んで作った
イメージキャラクターです。
見たことがある方も多いと思います。
バルデスを使った宣伝効果が功を奏し、
コロンビア産のコーヒーはブランド化され
高値で取引されるようになりました。
コーヒー豆の産地にこだわる
コーヒー通」が出てきたのもこの頃です。
同じ頃、世界中で「コーヒー・ルンバ」という歌が流行し、
世界中でコーヒー文化が根付いていきました。
【「コーヒー・ルンバ」は日本でも流行した(画像はAmazonより)】
![供TOMO カフェ玄神 ノンカフェイン 玄米コーヒー](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0329/9364/0586/files/31K5R39TNCL._AC_480x480.jpg?v=1654486357)
コーヒーは、戦時中にカフェインによって
兵士や労働者の意欲を高めるものから、
戦後は大々的な世界的宣伝によって
おしゃれで文化的な飲み物として認知されるようになり、
スターバックスを代表とする今の「カフェ文化」に
つながっていったのです。
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兵士や労働者が元気を取り戻すために使われたカフェイン。
今も、仕事や家事の合間に「コーヒーブレイク」をとることで
元気を取り戻す、という役割を担っています。
1㎏のコーヒー豆に含まれる16gものカフェイン。
コロンビアだけで年間7200トンもの魔法の薬物が、
コーヒー豆の中に紛れて輸出されています。
世界中で多くの人々を魅了してやまないコーヒー。
その人気は、含まれるカフェインの依存性によるものであり、
長く毎日多量に飲むことで自律神経のバランスを乱すなど、
健康への悪影響も心配されます。
ぜひ、適度に楽しむためにも
午後3時以降の「コーヒーブレイク」には
たまにノンカフェインの飲み物も取り入れてみてください。
たとえば、国産オーガニック玄米100%で作られる
玄米コーヒー「カフェ玄神」はいかがですか。
仕事や家事の休息をとる「コーヒーブレイク」には、
覚醒して興奮するコーヒーではなく、
ノンカフェインのお茶やカフェ玄神を飲んで
本当の安らぎを得てください。
身体を温めてくれる飲み物は、免疫力アップにも役立ちます。
ノンカフェインの素敵な「コーヒー・ブレイク」をとって
健康的な毎日をお過ごしください♪