春の彼岸の中日「春分の日」

春の彼岸の中日「春分の日」

日本人は、神道における神々と自然を関連付け、季節の移り変わりに対して、常に深い尊敬と賞賛の念をもっています。

「彼岸」は、日本の宗教、文化にとって特別なものとして考えられてきました。今回は、春の彼岸の中日となる「春分の日」についてご紹介します。 

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比較的新しい休日

太陽の動きに関するイベントは、世界中の多くの国で重要視されています。なので「昼と夜の時間が同じ」とされる春分の日が日本で重要視されてきたことは、驚くべきことではありません。彼岸に死者を供養する習慣は古代中国から伝わり、日本で今に続いています。また農民が神に豊作を祈る日でもありました。 明治時代の1878年、春分の中日が「春季皇霊祭」と定められ、宮中で祖先を祭る日となったのをきっかけとして、一般市民の間でも祭日とされました。 1948年、国家神道が廃止されたあとは「春分の日」と名前を変えましたが、お彼岸としてこの時期にお墓参りをする習慣は残っています。

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春分の日には何をすべきか

春分の日は、仏教でいう「彼岸」の一週間の中日です。春分の日は、太陽が真西の方向に沈むため、西にあると言われる極楽浄土がこの世と交わる日で、死者とのコミュニケーションが可能になるとされていました。 春分の日は、お墓をきれいに掃除し、供物をお供えすることによって、自分の人生に向き合うと同時に先祖を供養する日とされています。

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供養の方法

お墓や仏壇には食べ物や花をお供えしますが、春の彼岸には「ぼたもち」をお供えします。秋の彼岸には「おはぎ」をお供えしますが、この2つのお菓子は同じもので、それぞれの名前は牡丹と萩という季節の花に由来しています。小豆には、邪気を祓い、魔を除ける効果があると言われており、ほろ苦いカフェ玄神にぴったりですので、お試しください。

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お墓参りでは、お墓を掃除したあとに花や供物をお供えします。故人が好きだった食べ物もいいですね。(供TOMOの商品も供物に最適です)そしてお線香をあげ、手を合わせます。そのあと手桶に入れた水をお墓にかけましょう。

ところで、お墓にお供えした食べ物は、腐敗したりカラスが荒らしたりしますので、持ち帰ってくださいね。お下がりは、感謝の気持ちをもって有難くいただきましょう。

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