神社巡り | 住吉大社は古代から続く心のよりどころ

こんにちは、供TOMOチーム・ライターの山崎和子です!

大阪では「すみよっさん」と親しまれ、初詣には毎年230万人もの参拝者が訪れる住吉大社は、地元をはじめ多くの人々の心のよりどころになっています。

全国に2300社ある住吉神社の総本社、住吉大社をご紹介します。

 

住吉大社の御祭神

供TOMO 神道 神社 ブログ 住吉大社

住吉大社のご祭神は住吉大神(すみよしのおおかみ)と神功皇后(じんぐうこうごう)です。住吉大神とは海から生まれた三神の総称であり、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)のことを指しています。


その昔、黄泉の国(よみのくに)から妻のイザナミノミコトを連れ戻そうとしたイザナギノミコトは、目的を果たせずに自分のケガレを祓うために海に入りました。そのときに海の底から「底筒男命」、なかほどから「中筒男命」、海面から「表筒男命」が生まれました。


御祭神が鎮まる4つの本宮にはそれぞれ幣殿(へいでん)と拝殿があり、構えは「住吉造(すみよしづくり)」と呼ばれる神社建築最古の様式です。

 

 

住吉大社のご由緒とご利益

供TOMO 神道 神社 ブログ 住吉大社

ご由緒は神功皇后(じんぐうこうごう)の新羅(しらぎ)遠征の頃までさかのぼります。神功皇后は住吉大神のご加護を得ることができ、無事に新羅を平定して帰ってくることができました。その凱旋の途中で御神託を受け、現在の地に祀ります。のちに神功皇后も併せて祀られ「住吉四社大明神(すみよしししゃだいみょうじん)」として称えられることとなりました。

 

ご利益は禊祓(みそぎはらえ)や航海安全、海の守護神から貿易・外交、商売繁盛として知られています。かつては遣隋使や遣唐使も参拝し、安全祈願を行いました。いかに古くから人々が住吉大社に祈りを捧げてきたかが分かります。

 

住吉大社の見どころ

住吉大社の敷地は約3万坪ととても広く、摂社・末社を合わせて27社、ほかにも多数の名所や旧跡が残っています。広い境内のなかでも見ておきたいポイントをご紹介します。

供TOMO 神道 神社 ブログ 住吉大社

●太鼓橋


正面の鳥居をくぐると見えてくるのが、朱塗りの美しい「反橋(そりはし)」です。通称「太鼓橋(たいこばし)」と呼び、この橋を渡るだけでお祓いになるという信仰もあります。


長さ約20m、高さ約3.6m、最大傾斜がなんと約48度!大人でも一瞬ひるんでしまうほど、かなり急な傾斜になっていますよ。


慶長年間に豊臣秀吉の妻、淀君(よどぎみ)が奉納したもので、現在では住吉大社のシンボル的な存在です。

 

●うさぎの手水舎

供TOMO 神道 神社 ブログ 住吉大社

住吉大社の手水はうさぎの口から出ており、全国的にも珍しい手水です。これは約1800年前に神功皇后が住吉大神を祀った日が、辛卯年(かのとうどし)の卯月卯日(うづきうのひ)であったことに因んでいます。

 

うさぎは神様のお使いとされ、第四本宮前ではかわいい姿の「なでうさぎ」を撫でることもできますよ。

 

ちなみに本殿はすべて西を向いており、第四本宮と第三本宮は横に並列で、第三本宮から第二本宮、第一本宮が縦並びという全国的にも珍しい配置です。お参りの順番に決まりはないそうなので、好きなところから参拝して問題ありません。

 

●石舞台(いしぶたい)

供TOMO 神道 神社 ブログ 住吉大社

国の重要文化財に指定されている住吉大社の石舞台は「厳島神社」「四天王寺」とともに「日本三舞台」と称されています。

 

毎年5月の最初の卯の日には、住吉大社の創立を祝う「卯之葉神事(うのはしんじ)」が執り行われ、この石舞台にて舞楽が奉納されますよ。

 

この石舞台は1607(慶長12)年に豊臣秀頼によって寄進されました。豊臣家は秀吉の時代より住吉大社への崇敬が厚く、秀吉は母親の延命祈願を行ったり、秀頼は本殿や摂社・末社を造営したことが記録に残っているそうです。

 

このほかにも創祀の時代から続く神事や、「初辰参り(はったつまいり)」といって商売や家内繁栄を祈る住吉大社ならではの信仰など、脈々と今に伝わり大勢が全国から集まってきます。

 

●願いが叶う「五大力(ごだいりき)」の石

供TOMO 神道 神社 住吉大社

住吉大社のパワースポットで五大力の石を拾ってお守りにすると、願い事が叶うといわれています。

 

そのパワースポットとは第一本宮の南側にある「五所御前(ごしょごぜん)」という場所です。ここは一番最初に住吉大神を祀った神聖な場所。足元ではなく、石玉垣に手を伸ばして小石を拾いましょう。

 

それぞれ「五」「大」「力」と書かれた小石三個を一組として集めます。それをお守りにすると体力・智力・財力・福力・寿命力の五つの運力が授けられ心願成就のご利益があるとされています。

 

願いが叶ったときには、お礼参りに訪れるようにと書かれていました。さらに自分の近所にある小石に自分で「五」「大」「力」と書いて、拾った石と共に倍返しにして元の場所へ戻しましょうということでした。自分の幸せが、次の誰かの幸せをつくっていくなんて、ステキなパワースポットだなと心がほんわかしました。

 

住吉大社の基本情報

 

 名称 住吉大社(すみよしたいしゃ)
所在地 〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
御祭神

第一本宮        底筒男命(そこつつのおのみこと)

第二本宮        中筒男命(なかつつのおのみこと)

第三本宮        表筒男命(うわつつのおのみこと)

第四本宮        神功皇后(じんぐうこうごう)(息長足姫命:おきながたらしひめのみこと)

公式ページ

https://www.sumiyoshitaisha.net/

 

文・写真/供TOMOチーム 山崎和子 

----------------------------------------------------------------

★日本の「神饌」をイメージした商品をプロデュースする「供TOMO(トモ)」。フランスやモナコ、ニュージーランドなど海外にも商品を輸出しています。

供TOMOのショッピングサイトでは、兵庫県産イセヒカリを丁寧に焙煎した有機玄米コーヒー「カフェ玄神」や「御神米イセヒカリ」などを販売しています。

★日本の玄米コーヒーを海外にも販売することで、日本のお米の質の良さを世界にアピールすることができると考え、取り組んでいます。日本文化の礎である「お米」のコーヒー、ぜひあなたも試してみてくださいね。 

コメントを残す

コメントは承認され次第、表示されます。