供TOMOチームのサラです。フランス人です。
今回は、日本の朝食とはまるで違う「フランスの朝食」についてご紹介します。
パリから来て日本に住み始めて1年半を過ぎましたが、食事や習慣もだいぶ変わってきました。
日本風の朝食を作ることもありますが、週末にはフランスの伝統的な朝食を食べています。
- 食べる物:
フランスはパンの国なのでパン屋さんが多く、どこにでもあります。朝6時からオープンして、パン・オ・ショコラやペストリーを買うことができます。一番好きなのは、パン・オ・ショコラ、パン・オ・レザン・とヴィノワーズ・オ・ショコラです。日本でも販売されていますが、 フランスとはバターの味や量が違いますし、湿度の違いもあり、味はちょっと違うかもしれません。あとはフランスのほうがサイズが大きいと思います!
パンだと他にバゲットとトラディションが好きです。ナイフでジャムやチョコレート、またバターをつけるだけで、とても美味しいです。
時間のある時にはクレープやパンケーキも作りますが、パン屋さんに行けば、間違いなく簡単に美味しい朝食が食べられます。
- 飲む物:
フランスの朝食の時の飲み物は二種類あります。コーヒーやミルクでできた飲み物と、ジュース。コーヒーやミルクでできた飲み物というのは、普通のコーヒーやカフェオレで、ホットも冷たいのも飲みます。コーンフレークにかけるとミルクも甘くなるので大好きです。
このように、フランス人は朝食に塩味のものはあまり食べません。アメリカや日本では、朝食の時に卵やソーセージ、スープやお味噌汁を食べるのは普通かもしれませんが、フランスではめったに食べません。ジュースの代わりに果物を食べることはあります。フランスの果物はとても種類が豊富で美味しいです!
日本風の朝食もとても美味しいですが、たまにはフランス風の朝食を作って食べてみませんか?
平日でも休日でも、朝が一日で最も大切な時間です。朝、気分が悪かったら夕方までそのままになる可能性が高いので、気分が上がる朝食を前日に決めておくことです。栄養バランスの良い朝食を摂れば、元気が沸いてきます。それに計画的であることは節約にもつながります。
私は熱すぎる飲み物は苦手なので、いつも最初に飲み物を準備します。カフェインは必要な時にだけ飲みますが、朝はできるだけ飲みません。ミルクでもいいのですが、今日はカフェ玄神(オーガニックの玄米コーヒー)にしました。
カフェ玄神のいいところは、ノンカフェインでオーガニックだし、フランス風の朝食に、日本の味を加えることができます。朝食の前に玄神を淹れて、ちょうどいい温度になるまで待っています。
今日はパン・オ・ショコラ食べたかったので買ってきました!日本のはサイズが小さいので、6個まとめて買いました!そして食いしん坊なのでトーストも準備しました。バターを塗った温かいトーストは美味しいですね。後は果物大好きなので、可愛い茶碗にはミカンとクランベリーを追加しました!
フランス料理を作るとなると、準備が大変です。でもフランス風の朝食を準備するのはとても簡単です!
先ほど書いたとおり、フランス人は朝食には甘いものだけ。塩味のものは昼食以降に食べます。
「でも、パリのホテルにはハムも卵もあったわ!」と言う方もいると思いますが、それは外国人観光客のためだからなのです。
日本とは違うフランスの朝食。文化の違いを、朝食で気軽に味わってみてください。
供TOMOチーム サラより