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こんにちは！ヨガインストラクターのSAYAKAです。
さて、第3回となる今回は「心と身体が満たされ、癒される神社参拝とは？」をテーマにお届けします。
是非、今回お伝えする内容を普段の神社参拝に取り入れてみてください。いつもと違った素敵な感覚や体験が得られるかもしれません。
“幸せホルモン”とも呼ばれる「セロトニン」
私たちが心身ともに健康、且つ幸せに暮らすために、とても重要な役割を果たしてくれているのが「セロトニン」です。
脳内には、様々な情報を運ぶ神経伝達物質が複数存在します。その代表格の１つが「セロトニン」です。リラックス効果があり、安心感や幸福感をもたらしてくれることから、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
セロトニンがしっかりと活性化されていることで得られる効果は以下の通りです。
●心身がリラックスし、安心感や幸福感が生まれる。
●自律神経のバランスが整い、睡眠の質向上や精神安定につながる。
●頭の回転がスムーズに行われ、明晰な思考が生まれる。
●心身が安定するので、精神的・身体的ストレスを感じにくくなる。
上記で取り上げたセロトニンの効果は、ほんの一部です。それだけでも「心身が健康且つ幸せに暮らすため」にとても重要な役割を果たしてくれていることはお分かりいただけると思います。
神社参拝には、セロトニンを活性化させる要素があった⁈
セロトニンは、ある条件が揃えば、より活性化されます。その条件を満たすことのできる要素が、実は、神社参拝にも含まれているのです。
例えば、「神社参拝は早朝や午前中がオススメ」ということを耳にしたことはありませんか？
これには「必ずそうでなければならない」という決まりはありません。しかし、セロトニンを活性化するには太陽の光（特に朝日）を浴びるといいとされています。そのことからも早朝、もしくは午前中の参拝はおすすめです。
また、全国には様々な神社があります。
例えば、鳥居から御本堂までに砂利や石畳を通る神社。他にも鳥居までに山道や階段をのぼる神社などもあります。こういった境内もしくは、それまでの道のりでは、基本的に「歩く」と思います。
歩く＝リズム性運動（一定のリズムを重視した運動）は、セロトニンを活性化してくれる条件の1つです。理想は、一定のリズムで30分程度継続して歩くことです。ぜひ、ご自宅から近い神社に訪れる際は、ウォーキングも含めたご参拝を行ってみてください。
心と身体が満たされ、癒される神社参拝とは？
「セロトニンをより活性化させる方法」についてお伝えしました。その方法をいつもの神社参拝に、意識的に取り入れるだけでも、心身共に“満たされて”いきます。
しかし、同時に“癒された”という感覚も感じるには「マインドフルに五感を感じること」を取り入れるのがオススメです。
例えば・・・
・砂利道を歩く時の足の感覚に意識を向ける（触覚）
・水で口を清める時には、口の中に意識を向ける（味覚）
・雨あがりのにおいや植物のにおいを感じる（嗅覚）など
これらは第１回記事でお伝えした「マインドフルネスな状態」と同じです。
「自分のため」の時間も大切に
突然ですが、皆さんは1日の終わりに「今日は、仕事や子育てなどのやるべきことで精一杯だったな…」と振り返ることはありませんか？
私は時々あります。「今日は物事の生産性のみを考えていて、目の前の１つ1つを丁寧に味わう時間を自分に許せていなかったな…」と思ったりすることもあります。
そういった時には “五感を使い、自分だけの感覚に意識を向ける時間” を取り入れています。
この時間は、ショッピングをして気分がスッキリした！などとは少し違った「心身をリセットする方法」でもあります。気が付いたら心身ともに限界でストップしていた…となる前に、自分自身の為にも「心身を満たし、癒す時間」を大切にしてあげたいですね。
日頃、周りに届けている優しさと同じように、ご自身にも癒しと思いやりを届け続けてあげてください。
最後に
３回にかけての記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまに神社とマインドフルネスの魅力を伝えられたこと、とても嬉しく思います。
文字を通して、繋がれた皆さまとのご縁に感謝しています。
★文・写真：SAYAKA
マインドフルネスにぴったりの飲み物、供TOMOの カフェ玄神」。
カフェ玄神は、伊勢神宮ゆかりのお米、イセヒカリを焙煎した有機玄米コーヒーです。
オーガニック、ノンカフェイン、シュガーフリー、グルテンフリーのカフェ玄神で、素敵なリラックスタイムを。
