神社・神道 Blog
鬼滅の刃の聖地!【荘八幡神社】
〜刀で切った大岩に似た鈴石
北九州市小倉南区中貫本町(なかぬきほんまち)の住宅街や田畑の近くに鎮座する、荘八幡神社(しょうはちまんじんじゃ)。
周りは鎮守の杜に囲まれています。
漫画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の主人公、竈門炭治郎(かまどたんじろう)が刀で切った大岩に似た「鈴石(すずいわ)」が祀られており、鬼滅の刃の聖地になっているということで、今回は「荘八幡神社」に行ってきました。
荘八幡神社の由来
貞観元(859)年、宇佐八幡宮の御分霊を山城国に御勧請の途中、境内にある鈴石と云う大石の上に御神輿が一夜、駐興されたのがはじまり。
元慶七(883)年、貫の領主、石川左近将監直木が社殿を造営し、貫の鎮守の神として住民の尊崇をうけ、鈴石八幡宮と称しました。
後に、この地に藤原氏の荘園があったことから、荘八幡神社と改称され現在にいたります。
荘八幡神社の御祭神と御利益
荘八幡神社の御祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと)
息長帯媛命(おきながたらしひめのみこと)
宗像大社の三女神
・多紀理琵賣命(たぎりひめのみこと)
・市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)
・多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)
荘八幡神社の御利益
縁結び・夫婦円満・安産・家内安全・商売繁盛・願望成就・子孫繁栄・交通安全
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荘八幡神社の見どころ
●荘八幡神社の「鈴石(石長比売命(イワナガヒメノミコト) )不老長寿」
境内に入ると、向かって右手に鎮座している岩が「鈴石」です。鈴石とかいて「すずいわ」と読みます。
「鬼滅の刃」の物語の中で、炭治郎が大きな岩を斬り、修行の最終試練を終え、鬼殺隊の最終選別へと向かう話があります。
その時に切った大岩に似ていることから、荘八幡神社は「鬼滅の刃の聖地」にもなっているそうです。
↑ 鈴石(石長比売命) 不老長寿
大きさは直径約6m。とても巨大な石で、鈴の形に似ていることから「鈴石」と呼ばれています。
写真では、なかなか伝わらないのですが、本当に大きかったです。
鈴石は「不老長寿の功徳がある石長比売命(いわながひめみこと)が宿る」として信仰されています。
石長比売は岩石を司る女神であり、岩のように堅固で永久不変を象徴していることから不老長寿の神ともされています。
割れた片方を、陽石(男石)その反対を陰石(女石)と呼び一体になっていることから、縁結び・夫婦円満・安産祈願・家内安全・商売繁盛・願望成就といった御利益があるとされています。
↑ 鈴石の裏側
この鈴石は、数万年前に阿蘇山が大噴火した際に飛んできたという言い伝えが残っています。
●荘八幡神社の境内
↑ 荘八幡神社の社殿。向かって左手に絵馬掛所。
鬼滅の刃のイラストを書いた絵馬もありました。
とても上手に描かれていて、元からデザインされた絵馬かと間違えるくらい、クオリティーが高いです。
境内の狛犬さんは、丸みを帯びており、表情もかわいらしい感じでした。
微笑んでいるようにも見えて、癒やされます。
●荘八幡神社近くの貫川にかかる橋「御座橋」
貫川に架かる橋、「御座橋(おんざばし)」の石板には、鈴石がデザインされていました。
この橋を渡ると、荘八幡神社へたどり着きます。
川沿いには桜の木がたくさんあり、春には満開の桜並木を楽しめそう。
自然が多く、空気も澄んでいて、お散歩をしている方々もいらっしゃいました。
●荘八幡神社 周囲の鎮守の杜
荘八幡神社は鎮守の杜に囲まれており、周囲を散策すると森林浴ができて、とても気持ちがよかったです。
石段の周囲の木々は根が見えていて、樹木の生命の力強さを感じます。
階段は120段程度。途中、休憩を入れながら上がりました…良い運動になりました。
境内に入ると凛とした空気に包まれ、心も体も癒やされました。
荘八幡神社の駐車場
無料駐車場は、境内下に3台程度と、裏から上がると境内にも車を止められるスペースがあります。
裏の駐車場の方が、車を止めるスペースは広かったです。
西鉄バス「弥生が丘営業所」方面へ向かう道から行くと、境内に車で入れます。
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荘八幡神社の基本情報
名称 | 荘八幡神社(しょうはちまんじんじゃ) |
---|---|
御祭神 | 誉田別命 (ほんだわけのみこと)
息長帯媛命(おきながたらしひめのみこと) 宗像大社の三女神 ・多紀理琵賣命(たぎりひめのみこと) ・市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと) ・多岐都比賣命(たぎつひめのみこと) |
所在地 | 〒800-0235 福岡県北九州市小倉南区中貫本町3−1 |
連絡先 | (093)473-6060 |
アクセス | 電車
JR日豊本線「下曽根駅」下車 徒歩25分
西鉄バス 「弥生が丘営業所」下車 徒歩2分 「荘八幡宮前」下車 徒歩4分 無料駐車場あり |
文・写真/供TOMOチーム ライター 小塚千楽
看護師として10年勤め、現在はフリーランスのwebライターとして活動中の小塚千楽と申します。看護師時代に、認知行動療法やヨガ・マインドフルネスに携わりました。自身でも興味を持ち、日常生活に取り入れています。自然や温泉が大好きで、心が疲れると癒しを求め神社へ足を運びパワーをいただいています。皆様に、神社の魅力やマインドフルネスのことをお伝えできたらと思います。
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