梅雨時期、室内が蒸し暑くなって
エアコンをかけるときも出てきましたね。
エアコンや扇風機で、夏の時期に足元や首元が冷える、
という方もいらっしゃると思います。
今回は 夏の冷え症」についてお伝えします。
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エアコンのきいたオフィスなどで運動不足だと
筋力が落ちて、体温が低下しやすいということもあります。
しかし一番の問題は、血管が収縮して血流が悪くなることからの
末梢(手の指先やつま先)の冷え」です。
血管が収縮したり弛緩したりという働きには、
自律神経が大きく関係しています。
自律神経とは、無意識に身体を動かす仕組みのことで、
心臓の動きや血流、消化や代謝を司る神経です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、
いわば「スイッチオン」状態(緊張状態)のときに
交感神経が優位になり、
「スイッチオフ」状態(リラックス状態)のときに
副交感神経が優位になります。
リラックスしている副交感神経優位のときは血管が弛緩して、
末梢まで血液が届き、手足の冷えが解消します。
しかし緊張している交感神経優位のときは血管が収縮し、
毛細血管の枝分かれした部分がキュッと締まってしまうので、
手足の冷えが起こります。
ただいつもスイッチオフ状態でいるわけにはいきませんので、
90分毎くらいで休憩をとってリラックスし、
末梢まで血流が行き届くようにしましょう。
ここで気を付けないといけないのは、
休憩のときにコーヒーや紅茶を飲んでしまうと、
カフェインの作用で興奮状態になってしまい、
リラックスできずに末梢まで血液が届かず
冷えの解消にならないのです。
さらにカフェインの利尿作用によって
水分を排出する際に血管が収縮するので、
これも冷えの原因となります。
ホットコーヒーや温かい紅茶を飲むことで
身体をあたためようとしても、
カフェインのせいで逆効果になってしまうのです。
なので、休憩のときの水分補給には
カフェインの入っていない飲み物を選ぶ必要があります。
一番手軽なのは、50度くらいの白湯です。
白湯をゆっくり飲むことで
胃を冷やすことなくおだやかに胃腸を温めてくれます。
しかし白湯だけだと飽きてしまいますので、
白湯にレモンとはちみつ、梅干しを加えるなどの
アレンジもいいですね。
もちろん、供TOMOとしては、
ノンカフェインの有機玄米コーヒー「カフェ玄神」も
おすすめします。
手軽に淹れられるティーバッグタイプです。
カフェ玄神のような玄米コーヒーの他に
カフェインレスの飲み物としては、
カフェインレスコーヒー(デカフェ)、カフェインレス紅茶、
ルイボスティー、たんぽぽコーヒー、チコリコーヒー、
ハーブティーなどもありますね。
リラックスしたい休憩時間には、
カフェイン入りのコーヒーや紅茶、緑茶を飲むのではなく、
白湯や温かいカフェ玄神などカフェインレスの飲み物を飲んで
一息ついてください。
夏の冷え症解消につながりますよ。
★他にも冷え症解消のための
「温活」についての記事を書いていますので、
参考にしてみてください。
また、これまでにお伝えした
カフェイン関連の記事もこちらにまとめております。
●カフェインも●●のほうが重宝される?清涼飲料水にはどんなカフェインが入っているの?
●夕方にコーヒーを飲みたくなるけど、夜眠れなくなる。
リラックスタイムには、
白湯や、カフェ玄神などのノンカフェインの飲み物を飲んで
血管を緩めることで冷え症を解消し、
一年中快適にお過ごしください!