ギフトにスイーツ、もともとは「お砂糖」だった?
お中元やお歳暮などのギフトシーズン、
「スイーツ」を贈ったり、贈られたりということが
多いのではないでしょうか。
ひと昔の日本の贈り物だと、
海苔やかつおぶし、そうめんや缶詰などとともに
白い「お砂糖」もよく使われていました。
それくらい、お砂糖は貴重なものでしたし、
今はそれがケーキやクッキーなどの「スイーツ」
ギフトのメインになりましたね。
美味しいものというと大抵、甘味があるものがほとんどですし、
お砂糖は古くから、エネルギーの元になる
病気を治す「薬」として使われていました。
ヨーロッパでは上流社会が独占していましたので、
一般の人々にとって「白いお砂糖」は
憧れの的でした。
お砂糖の魅力
日本でも、戦後食べるものがないときに
アメリカの占領軍が配ったチョコレートやキャラメルで
子供たちが元気をもらいました。
その恩は一生忘れない・・・それくらい
甘い味は魅力的であり、中毒性のあるものです。
お砂糖は、口の中の粘膜からすぐに吸収されて
エネルギーになり、血糖値が上昇するため
血糖値が気になる方にとって、
砂糖のとりすぎは禁物、ということになります。
しかし砂糖の甘味はどうしようもなく魅力的!
そこで登場したのが「人工甘味料」です。
人工甘味料の登場
現在、食品添加物として認められている人工甘味料には
サッカリン、アスパルテーム、グリチルリチン酸塩、
D-ソルビトール、D-キシリトール、スクラロース、
アセスルファムK(カリウム)などがあります。
ペットボトルの飲料や加工食品のパッケージの裏面を見ると
それらの人工甘味料が添加されているかを知ることができます。
しかし、その量を知ることはできません。
人工甘味料が肝臓の機能に影響を与える?
また人工甘味料は、体内で代謝
(=
されず、「異物」として捉えられます。
そういった異物を対外に排出する「解毒」の役割を果たすのが
肝臓です。
人工甘味料を過剰に摂ってしまうと
肝臓による解毒のプロセスに負担をかけてしまい、
他の老廃物や化学物質、毒素を排出する機能に
障害が出てしまいます。
人工甘味料は代謝されないため「ノーカロリー」だ、という
メリットばかり強調されますが、
大切な肝臓に負担をかけてしまう、ということも
頭に入れておかなくてはなりません。
また、砂糖の何百倍もの甘さがある人工甘味料もあり、
より糖分への欲求を駆り立ててしまいます。
人工甘味料を摂ることで、結局
甘味への依存から抜け出すことが難しくなってしまうのです。
「カロリーオフ」に騙されないで!
肝臓への影響があり、
発がん性についても研究中でわからない部分が多い
人工甘味料(しかも量が不明!)を摂るよりも
天然のお砂糖を使ったお菓子を少量食べるほうが
身体には安全ですし、満足度も高いと思います。
カロリーばかりにとらわれてしまうと
私たちが生きていくのに重要な「栄養」は無視して、
化学的に合成された、
代謝されない添加物を口に入れることが
多くなってしまいます。
甘味への欲求はなるべく抑えるようにしながら、
嗜好品として口にするスイーツは
天然のお砂糖やはちみつ、水飴を使ったものを
選ぶようにしたいですね。
和三盆の天然の甘みを少しだけ、贅沢に楽しむ
供TOMOの「七福神和三盆」は、
江戸時代から伝わる伝統的な製法で作られた、
なめらかなお砂糖です。
四国で収穫された特殊なサトウキビで作られていて、
真っ白に精製されていないため、
多くの種類のミネラルが含まれています。
七福神をかたどっていて珍しいので、
アメリカのAmazonでも日本らしいギフトとして
売れ筋商品となっています。
飲み物に入れる甘味も天然のものを!
コーヒーや紅茶も、なるべく無糖で飲むことが好ましいですが、
ブラックだと苦いのでどうしても甘味が欲しい!という時も
ノーカロリーにつられて人工甘味料に頼るより、
天然の甘味を少量入れて、楽しむようにしましょう。
苦みや渋みが強い飲み物は、どうしてもお砂糖なしでは
飲みにくいものですね。
カフェ玄神はコーヒーに比べて
苦みや渋みがぐっと抑えられていますので、
無糖でも美味しくお飲みいただけます。
和三盆や黒蜜を少しだけ入れるのもおすすめです。
ぜひ、健康を考えながら
天然の、自然な甘みを楽しんでください!
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